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育て方

ガーデンシクラメンの育て方 初心者必見!選び方植え方手入れの方法

育て方

ガーデンシクラメンの育て方を教えてください。

ガーデンシクラメンは、冬の屋外で栽培して花を楽しむことができます。

育てたことがないけど大丈夫かな…

大丈夫です!

ここでは、ガーデンシクラメンの育て方の全般を解説します。

冬の栽培は簡単なので、初心者にもおすすめです。

秋に園芸店や量販店の店頭に並ぶガーデンシクラメンの花苗の選び方から、植え方やお手入れの方法を紹介します。

次のシーズンも花を咲かせるには、暑さと過湿に弱いので、これはちょっとハードルが上がりますが、ポイントになる夏越しについても解説します。

まずは、華やかに秋冬に咲くガーデンシクラメンを栽培して楽しみましょう。

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ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは、日本の生産者がミニシクラメンの中で耐寒性のあるものを品種改良し、屋外で栽培可能としました。

-5℃くらいまでは耐えると言われるように耐寒性に優れ、地植えでも鉢植えでも冬の屋外で彩りを与えてくれます。

ミニシクラメンが元なので、従来の室内栽培のシクラメンより小ぶりですが、開花期が長く、冬の栽培は簡単なので、初心者にもおすすめです。

球根植物ですが次のシーズンも花を咲かせるには、暑さと過湿に弱いので、夏越しとその後の植え替えがポイントになります。

基本データ

名称ガーデンシクラメン
栽培難易度(5段階)★★☆☆☆
植える時期9-11月頃
開花時期10-4月頃
草丈15-20cmくらい
花の色ピンク、白、赤、紫など
特徴寒さに強い
暑さ、過湿に弱い
開花期間が長い

育て方

秋になると、店頭にガーデンシクラメンの花苗が並びます。この頃に植え付けて栽培し、秋から冬に咲く花を楽しみます。

ガーデンシクラメンは、植えっぱなしより、特に鉢植えは、秋に毎年植え替えたほうが花付きがよくなります。ただし、鉢植えを購入したその年は、植え替えせずにそのままでも栽培できます。

植え付けの時期

9月から11月ごろですが、気温が下がる10月初旬ごろが適しています。

寒さが厳しくなる前に植え付けたほうが、株が成長しやすく花が充実します。

花苗の選び方

シクラメンは、葉の数だけ花が咲くと言われます。花苗を選ぶ時のポイントを紹介します。

ガーデンシクラメンの選び方
  • しっかりとした濃い緑色の葉が茂っている
  • 下葉は、萎びておらず、黄色や白っぽくない
  • 花がついていれば、花の数が多いもの
  • 屋外で栽培できる「耐寒性」、「ガーデンシクラメン」の表示があること(室内用のシクラメンなどは寒さに弱いものが多い)

植え方

ビニールポットに入った花苗は、鉢か地植えで植え替えます。

もともと鉢に入ったものなら、購入した年はそのまま栽培できますが、鉢が小さい場合はひとまわり大きな鉢に植え替えます。

  1. 場所
    • 日当たりのよい温かい場所
    • ただし、暑さに弱いので夏場は鉢を日陰に移動させるが、地植えの場合は、陰を作るか、鉢に移植して移動する必要がある。
  2. 土と肥料
    • 鉢なら、市販の元肥入りの培養土
    • 地植えは、よく耕して緩効性の肥料を混ぜる
  3. 株間
    • 15-20cmくらい
    • 寄せ植えなどでは、となりの葉があたらなければもう少し詰めてもよい
    • ただし、過湿を嫌うので、風が通り乾きやすく密にならないように注意する
  4. 植え方
    • 花苗はビニールポットからそっと出し、根はくずさない
    • 土から球根の1/3くらいが出るよう浅めに植える
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水やりと肥料

  • 水は、球根に直接あたらないように、株元にかける
  • 鉢植えは、乾いたら水やりをする
  • 地植えは、基本的に自然の雨任せでよい(乾燥が続く場合は水やりをする)
  • 花のために、開花中の冬場は、肥料がきれないようする
    • 緩効性肥料を1-2か月に1回程度株の周りに混ぜ込む、か、置き肥をする
    • また合わせて、月に2回程度液肥を与える

花がら摘み

咲き終わった花や、枯れたり萎れた葉は、残すと株が弱るので、早めに処分します。

摘み方は、花も葉も根元をねじりながら茎ごと引き抜きます。

葉組み

葉を株の外側に集め、球根になるべく光が当たるようにすることを葉組みと言います。

球根が過湿で傷まないように、植える時も球根の上部が土から出るように浅めに植えますが、葉を株の外側に集め、中央に花を集めるように葉組みをして株を整えると、きれいな仕立てになる上、球根に光が届きやすくなり花数が増えます。

株が成長し、花が咲いたら、花がら摘みと葉組みをしましょう。

冬の管理

寒さに強いガーデンシクラメンは、-5℃くらいまでは耐えると言われますが、強い寒風や霜や雪にあたると株は弱り、花や葉が萎れることがあります。

基本は、日当たりのよい場所に鉢を置いたり、植えましょう。

厳しい寒さから守るためには、次のように対策しましょう。

  1. 移動 鉢植えは、霜や雪が避けられる軒下や室内に置きます。ただし5-18℃くらいが望ましく、暖房している室内は暑すぎて弱ることがあります。
  2. マルチング 移動できない地植えの霜よけは、マルチングをします。わらや腐葉土などを株元に敷き、根を守ります。
  3. カバー 不織布などでカバーすれば、霜や雪を避けることができます。

マルチングについて次の記事で紹介しています。

花が終わったら、夏越し

だんだん花が少なくなり、4-5月頃には花が咲き終わります。次の秋に植え替えるまで、夏越しをします。

夏越しの方法は2つあります。

  1. 休眠させる:花が終わったら水を控えていき球根を乾燥させる。秋まで乾燥した状態を保って球根を休眠状態にする。鉢植えはこちらがおすすめ。
  2. 休眠させない:元気な葉だけを残し(10枚以上あること)夏の間も水やりを続けて球根を育てる。鉢は乾燥しやすいので水管理が難しい。地植えは植えっぱなしのままでよい。

夏越しについて次の記事で詳しく紹介しています。

増やし方

ガーデンシクラメンは球根植物ですが、球根はチューリップやスイセンのように分球しないので、種まきで増やします。

市販されている種か、栽培しているガーデンシクラメンの花がらをそのままにしておくと種ができるのでそれを使います。

ただし、花がらを残すと種を成熟させるのにエネルギーを使うため、花付きが悪くなります。種を作るために残す花がらは1株に1-2本くらいにしたほうが、株は元気です。

ガーデンシクラメンの種まきや種取りについては、以下の記事でそれぞれ紹介しています。

まとめ

この記事では、ガーデンシクラメンの育て方について紹介しました。

耐寒性に優れ、開花期が長く、地植えでも鉢植えでも冬の屋外で彩りを与え、和洋を問わず冬場の寄せ植えにも人気があります。

次のシーズンも花を咲かせるには、暑さと過湿に弱いので、夏越しとその後の植え替えがポイントになりますが、冬の栽培は簡単なので、初心者にもおすすめです。

今年の冬は、ガーデンシクラメンの花を花壇や寄せ植えで楽しみましょう。

以下の記事もぜひご覧ください。

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