植木鉢が倒れます。
倒れないようにする方法を教えてください。
台風などの強風はもちろん、ちょっとした風でも、植物が成長して鉢とのバランスが悪くなっても、鉢が倒れます。
植木鉢が倒れないようにするには、
- 固定する ・・・ フェンスなどにくくりつける。地面に埋める。
- 重くする ・・・ 重い鉢にする。土嚢(どのう)やレンガやブロックなどのおもりをつける。
- 安定をよくする ・・・ 植物の枝葉を剪定する。安定感のある鉢に替える、または今の鉢ごと入れる。
などがありますが、植木鉢の置き場所や時期によっては簡単ではありません。
また、台風などの非常時は安全を優先しますが、日常的には見た目も大事です。
この記事では、日常や非常時の植木鉢の転倒対策と、転倒対策に便利な植木鉢の転倒ストッパーを紹介します。
気に入った鉢植えは、好きな場所に安全に安定して置きたいですよね。
それでは紹介します!
転倒対策
植物が成長するとバランスが悪くなって倒れる場合など、一般的な転倒対策を紹介します。
固定する
フェンス、郵便受けのポール、門柱など、しっかり支えられるものに、ヒモやワイヤーでくくりつけます。
重くする
鉢を重いものにしたり、プランタースタンドを使ってスタンドの脚にレンガなどを置いて、鉢植えの下の方を重くして、倒れないようにしましょう。
ただし、重石の種類や置き方によっては、見栄えが悪くなります。台風などの非常時は安全を優先しますが、日常的には見た目も大事なので、重石はほどほどにしたほうがいいですね。
安定をよくする
植物の丈が高かったり、枝葉が広がっていると、倒れやすくなります。
また、前項の【重くする】の通り、下部を重くしたり、接地面の大きな鉢にすると、安定がよくなります。
丈を短くしたり、不要な枝葉を切ってすっきりさせれば、倒れにくくなります。ただし、成長期や開花期などは剪定で株が弱るので、注意が必要です。
また、設置面の大きな重い鉢に鉢ごと入れても倒れにくくなります。
非常時の転倒対策
台風接近や留守にする前など、手早くできる対策をまとめます。
- くくりつける
- フェンスや郵便受けのポールなど、しっかり支えられるものにヒモやワイヤーでくくりつけます。日常的にとめてあれば、再度状態を確認しましょう。
- 同じくらいの大きさの鉢をいくつか集めてまとめてくくってもOK。重くなって安定します。
- 鉢ごと土に埋める
- 鉢を半分くらい土に埋めると固定できます。
- ただし長期になると、鉢底から根が飛び出して抜けなくなることがあるので、一時対策です。
- 重石を強化する
- プランタースタンドの脚の部分にしっかり重石をする。
- プランターや鉢に板や棒が渡せれば、その両端に重石をのせる。
- 鉢が動かないようにコンクリートブロックで囲む
- 移動する
- 建物の影やすきまなど風が通り抜けないところ、または屋内に避難します。
- 倒しておく
- 先に倒しておく手もあります。転がらないところに倒しておきます。
鉢転倒ストッパー
4つの樹脂製のストッパーをマジックバンドで植木鉢に固定するだけで、安定感が増し、転倒を防止します。
取り付けは簡単で、丸い鉢だけでなく、四角でも取り付けられます。
台風接近などの非常時だけでなく、日常の転倒を防止し、見た目もスマートなので、普段使いとしておすすめです。
しっかり転倒防止をするには、 以下に注意しましょう。
- 樹脂製のストッパーを鉢底に差し込んで、鉢で押さえられること
- マジックバンドが上下2か所ともしっかり閉められること
筆者は、とくに問題なく便利に使っています!
サイズは、大小2つがあります。
- Sサイズ:5号鉢~8号鉢(幅15cm~24cm/高さ21cm)
- Lサイズ:9号鉢~12号鉢(幅27cm~36cm/高さ27cm)
また、鉢受け皿なしのタイプと、鉢受け皿がつけられる新しいタイプがあります。
鉢転倒ストッパーはこちらからどうぞ。お得な3個セットも各ページに用意されています。
●鉢受け皿なし
●鉢受け皿あり
まとめ
ここでは、鉢植えの転倒対策を紹介しました。
台風などの強風はもちろん、ちょっとした風があたったり、植物が成長してバランスが悪くなると、鉢が倒れます。
まず鉢植えの、重心を低くして、底が広い植木鉢を使うと安定します。
一般的な対策から非常時の対策を解説しましたが、非常時は安全第一!で目をつぶるとして、日常的には見栄えも大事ですよね。工事現場のようでは残念です。
紹介した鉢転倒ストッパーは、見た目も機能的にも、おすすめできる一品です。
気に入った鉢植えは、好きな場所に安定して置きたいですよね。
鉢が転倒する前に、日常的に鉢の転倒対策を進めましょう。
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