[PR] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
種まき種取り

ハボタンの種まきの時期は7月 簡単にタネから始める育て方

種まき種取り

ハボタンは、お正月の前後や冬の花壇を華やかに飾ります。

秋になると、店頭にはたくさんのポット苗や寄せ植えが並び、それを選ぶのも楽しいですが、種まきをして育苗すれば、立派な株をたくさん育てることができます。

ここでは、ハボタンの種まきと育苗の方法を紹介します。

種まきは7月にします。

種まきー間引きーポットに移植-定植と手順は多いですが、発芽率は高く、成長を楽しめます。

色や株のサイズや葉の形など、豊富な種類の中からお気に入りを探して種を入手したら、冬に向けてハボタンの栽培をはじめましょう。

種まきについて以下の記事でそれぞれ詳しく紹介していますぜひご覧ください。

スポンサーリンク

ハボタンとは

葉牡丹(ハボタン)は、鮮やかな葉が幾重にも重なった姿がボタンの花に似ている、とつけられた和名です。江戸時代にキャベツの仲間が改良されたものと考えられています。

夏に種まきをして株を作り、晩秋の寒さに当たると色づきます。寒い時期の花壇を華やかに演出し、日本では正月を彩る植物として最近は寄せ植えが人気です。

アブラナ科の植物なので、春に菜の花のような花が咲きます。その頃にひと冬楽しんだハボタンを処分することが多いですが、実は多年草なので、翌年以降は花の後に花茎を切り取ると、新しい脇芽が伸びて、その先に葉がついたものを踊りハボタンとして楽しむことができます。

基本データ

名称葉牡丹 ハボタン
栽培難易度(5段階)★☆☆☆☆
種まき難易度(5段階)★★☆☆☆
種まきの時期7月頃
発芽適温20℃
花の色赤,ピンク,紫,白,黄緑など
特徴葉の形、株の大きさなど種類が多い
寒さに強い

ハボタンの種類はこちらの記事で紹介しています。

種まきと育苗の方法

スケジュールとポイント

ハボタンの種まきと育苗は、種まきー間引きーポットに移植-定植 と進めます。

  1. 種まきの時期 : 7月頃。晩秋の寒さで葉が色づくので、それまでに株を成長させる。寒冷地では寒さが早いので、6月中旬ごろに早める。
  2. 種まきから発芽 : 育苗箱などに種をまくと、播種後2-3日で発芽する。発芽までは日陰に、発芽したらすぐ日なたに。(徒長対策)
  3. 間引き : 発芽後に数回間引きをしてしっかりとした苗を育てる。
  4. ポットに移植(ポットあげ) : 本葉が3-4枚程度になったら、2.5-3号ポットに移植して育苗する。株が小さいようなら、植え替えは1回ではなく、再度ひとまわり大きいポットに植えかえると大きくなる。
  5. 定植 : ポットに移植後、葉が広がり、底から根が見えたら、鉢や地植えで定植する。 

  

準備するもの

    • 色や葉の形から、気に入ったハボタンの種の購入をおすすめします。
    • 自家採取(栽培したハボタンから採ったもの)の種は、元の株と同じものにならないこと(=一代限りの交配種)が多い。どんな苗になるかを楽しめる方むき。
  • 種まきの容器:育苗箱、プラグトレイ(50穴、72穴くらい)、ピートバンなど。
  • 用土:種まき用土や花用の培養土が便利。種まきが暑い時期なので、雑菌の不安がない新品の用土がよい。

その他は、ピンセット、手袋、土入れ、じょうろなど

種類豊富な種はこちら。

¥330 (2024/02/17 14:53時点 | 楽天市場調べ)

種まきの容器と土が一緒になったピートバンは便利です。

育苗箱はこちら。

  

種まきの手順

  1. 種まき容器に土を入れる(土は3cm程度の深さがあればよい。)
  2. 種をまく。
    • 容器なら、すじまき(土の上を割りばしなどで、ごく浅く薄い筋をつけて種をまく)か、ばらまき。
    • 種の間隔は1-5cm程度。
    • プラグトレイなら、1穴に1-2粒。
    • 種は密にまくと競争してよく育つが、間引きが大変になる。
  3. ごく薄く土をかける。
  4. 水やりをする。種が流れたり飛ばないようにやさしく。

播種後2-3日すると発芽します。

種まき後の管理と注意すること

  1. 乾かさないこと
  2. 置き場所は、発芽までは日陰か室内で、芽が出たらすぐに日なたに移動する。(徒長防止)
  3. 発芽してふたばがそろったら、週に1回水やりの時に液体肥料を与える。
  4. 害虫対策
    • アブラナ科のため、蝶が来て卵を産みやすく、アオムシになると新芽を食べつくされます。
    • 防虫ネットをかける、オルトランを土の上にまく、葉裏の卵やアオムシは見つけ次第排除する、などの対策が必要。

間引きをする

  • ピンセットで抜くか、株元をハサミで切る。
  • 密集して発芽すると競争してよく成長する。形のよい、中くらいの生育度合いのものを残す。
  • 種まきの間隔にもよるが、1回目はふたばがそろった頃、2回目は本葉が出た頃が目安で、本葉が3-4枚になって定植するころに1本立ちできるようにする。
  • 間隔をあけてまいた場合は、となりの葉が当たらない間隔を保つように間引きをする。
  • 間引きをしたタイミングで液肥をやると根が吸収しやすい。

  

ポットに移植する(ポットあげ)

本葉が3-4枚以上に育ったらビニールポットに移植(ポット上げ)をします。発芽から3週間前後です。

  1. 準備するもの
    • ビニールポット 2.5-3号くらい
    • 用土 市販で花用の元肥入り培養土が手軽です。
    • その他は、手袋、土入れ、竹串や割りばしやスプーン、じょうろなど
  2. ポットに土を入れる
  3. 苗をスプーンなどで取り出してポットに植える。プラグトレイの場合は竹串を箸のように使うととりやすい。苗は深めに植えたほうが、徒長しにくい
  4. 水やりをする。
  5. 注意事項
    • 水やりは、渇いたらやる。乾かし気味のようが徒長しにくい。また、葉が大きくなって花のようになったら、水は株元にかけるようにする。上から水をかけて葉の間や葉の元に水が残ると腐ったり病気の原因になる。
    • 日向に置く。日当たり不足だと、徒長してひょろひょろになる。
    • 肥料の追肥は不要。寒くなる頃に肥料が効いていると、葉の発色が悪くなる。
    • 害虫対策は、種まき後と同じで、駆除したり、薬やネットで蝶とアオムシの対策をする。

  

定植

ポットあげから1か月程度で、ポットより大きく成長し、底から根が見える頃に、鉢や地植えで定植します。

まだ苗が小さい場合、もう1回植え替えをします。もうひとまわり大きいポットに再度植え替えて、さらに成長してから定植します。

葉が色づく前に密に植えると発色しにくいので、寄せ植えは寒さで色が変わってからのほうがきれいです。ただし、寒さが厳しくなると根が活着しにくくなるので、色が変わったら早めに植えてください。 

鉢に関して、こちらの記事を参考にしてください。

まとめ

ここでは、ハボタンの種まきについて紹介しました。

正月のころに飾ることが多いハボタンですが、種まきは7月です。

秋にポット苗を購入するより、種をまいてたくさん育苗すれば、寄せ植えや花壇などでふんだんに楽しめます。

種まきをして、間引きをし、ポットに移植し、定植する、と手順は多いですが、やることは簡単で、発芽率も高く、やりがいがあります。日当たり不足による徒長とアオムシに食べられないように注意しましょう。

洋風、和風を問わずに単独でも寄せ植えでも楽しめるハボタンの種まきをはじめてみませんか。

  

種類豊富な種はこちら。

¥330 (2024/02/17 14:53時点 | 楽天市場調べ)

ハボタンについてこちらの記事もぜひご覧ください。

こちらの記事もぜひご覧ください。

ガーデニングの道具を紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました