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育て方

【ベゴニア】種類と特徴と育て方を知ろう!初心者向けガイド

育て方

ベゴニアを栽培したいです。種類や特徴と育て方を教えてください。

ベゴニアは花壇に植えられる花としてよく見かけるので、すぐにわかる人も多いはずです。

その”いつもの”ベゴニア以外に、実はベゴニアはとても種類が多い植物で、葉を楽しむ観葉植物や立派な大輪の花を咲かせるものあるんです。

ここでは、そんなベゴニアの種類や特徴と育て方やおすすめの品種を紹介します。

栽培初心者がガーデニングに挑戦するなら、”いつもの”ベゴニアを選べば、簡単で間違いありません!

これから紹介する”いつもの”ベゴニア以外は、栽培難易度がやさしいものから上級者向けまでいろいろあって、花の色や形、葉の形や模様などバリエーション豊富で、とても多彩なベゴニアの世界です。

これを知ってベゴニアをさらに楽しんでください。

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ベゴニアの特徴と種類

ベゴニアは、バラに似た花が人気の宿根草です。

ベゴニアと言えばよく見かけるセンパフローレンスが有名ですが、その仲間で水玉模様の葉のべゴニアや、それ以外にも、室内で観葉植物として葉を楽しむベゴニアや、大輪の花を咲かせるベゴニアなどもあります。

花色や花形、葉にバリエーションがあり、品種によっては管理も簡単なので、ガーデニング初心者にもおすすめです。

園芸品種は1万種以上あると言われますが、茎や根の形状から、木立性、根茎性、球根性の3つのグループに分けられます。

特徴春~秋の
屋外栽培
栽培難易度
(5段階)
人気の例
木立性・花壇などで一般的
・茎がまっすぐ直立する
・花が多数咲く
・半日陰でも育つ
・四季咲きが多い
★☆☆☆☆センパフローレンス、マクラータ など
  
根茎性・葉のバリエーションが多い
・茎が太く横に這う
・室内の観葉植物として人気
・半日陰でも育つ
・春~初夏の一季咲きが多い
△(品種による)★★☆☆☆レックス、シルバージュエル など
  
球根性・大輪の花が咲き豪華
・球根植物
・栽培は上級者向き
・品種によるが春~秋に長く咲く
×★★★★★フォーチュン、ノンストップ など
   

球根性は屋内栽培が基本です。

木立性、根茎性は、春から秋は屋外で栽培できるものがほとんどですが、半日陰でも育つので、夏は強い日差しを避けます。冬は屋内の方が安心です。

  

球根性ベゴニアを栽培している施設でたくさんの花を観賞できます。優雅でとても素敵で、おすすめします!

なばなの里(三重県) 国内最大級のベゴニアガーデン。約5,000鉢を展示しています

兵庫県立フラワーセンター(兵庫県) 球根ベゴニア室では約700種を展示しています

広島市植物公園(広島県) ベゴニア温室で約650種を展示しています

ポンポコ村ベゴニアガーデン(佐賀県) 約2000種を展示しています

日光花いちもんめ(栃木県) 約3000鉢を展示しています

 (展示数はそれぞれの2024年現在の公式ホームページから引用しました)

 

育て方

ベゴニアの基本の育て方を解説します。

植え付け

花苗を入手して植えましょう。

  1. 時期
    • 春か秋(真夏と真冬は避けます)
  2. 場所
    • 球根性は屋内栽培が基本です
    • 日当たりのよい場所を好みます
    • 強い日射や高温は苦手なので、夏は半日陰か午後の西日が避けられるところが安心です
    • 過湿を嫌うので、水はけのよい所にします
  3. 植え方
    • 鉢植えも地植えもできますが、夏や冬に移動できる鉢植えがおすすめです
    • 土は元肥入りの培養土を使うか、元肥として緩効性肥料を混ぜましょう
  4. 根を軽くほぐして植えます

鉢について次の記事で紹介しています

普段の手入れ

  1. 水やり
    • 鉢植えは、表面が乾いたら与えます
    • 地植えは基本的には自然任せで大丈夫ですが、晴天が続き乾燥していたら水やりをします
    • 葉に水がかからないように株元に水をやります
    • 冬は根腐れしないように乾燥気味にします
  2. 肥料
    • 開花中は肥料が不足しないように、緩効性肥料を月1回程度、液肥を月2回程度与えます
    • ただし8月など真夏と冬は不要です
  3. 花がら摘み
    • 咲き終わった花はこまめに摘みます
  4. 切り戻し
    • 梅雨の頃に蒸れ防止と樹形を整えるように切り戻しをします
    • 半分くらいの高さを目安に芽の上で切ります
    • 切り戻しは絶対に必要ではありませんが、よく伸びるので、混みあった所は切りましょう
    • 切り戻しで切った枝は挿し木ができます

肥料について次の記事でくわしく解説しています。

夏越しと冬越し

  1. 夏越し
    • 半日陰でも育ち、強い日差しは苦手です
    • 強い直射を避けて、半日陰か西日の当たらない場所、屋内のカーテン越しなどに移動します
  2. 冬越し
    • 基本的には屋内で栽培します
    • 品種によりますが、10℃を下回らないように防寒します
    • 耐寒性に優れていても、霜にあたらないように、場所を移動するか、寒冷紗などで保護します

おすすめの品種

ベゴニアは美しい葉や花を持ち、屋外や室内で魅力的に活用することができます。

屋外なら、木立性を中心に、屋内なら根茎性や球根性がおすすめです。

ハンギングバスケットや、花や葉のタイプの違うベゴニアを組み合わせたりすると、一層華やかになります。

木立性 <センパフローレンス、マクラータなど>

木立性ベゴニアは、よく知られるセンパフローレンスなど、白、ピンク、赤、オレンジなどの小さめの花が多数咲くものが多いです。

一方、マクラータは、水玉模様の葉が観葉植物として人気のベゴニアです。直射は好まず、明るい室内で元気に育ちます。花は小さく、葉に隠れていることも多く控えめな印象です。

栽培は簡単なものが多いので、気に入ったベゴニアを選んでください。

根茎性 <レックス、タイガーなど>

根茎性ベゴニアは、葉に独特な模様や斑点、縞があって、緑色をベースにしたものから、ピンク、赤、紫、シルバー、白など多彩な色が見られます。

その中でも、インド原産のベゴニア・レックスとの交配種は、最も品種が多いと言われ、葉が立体的に巻くエスカルゴなど、種類は多彩です。

室内で育てやすく、観葉植物として人気があります。

根茎性は、葉の質感や色によって、好みや人気もさまざまですね。

球根性

球根性ベゴニアは、一年を通して温度や湿度の調整が必要と言われ、家庭での栽培は難しいものが多いですが、最近は品種改良が進み、一般栽培用の花苗も見かけるようになりました。

まとめ

ここではベゴニアの種類と特徴、基本の育て方とおすすめの品種を紹介しました。

ベゴニアと言えばセンパフローレンスがよく知られていますが、そのほかにも、花や葉のバリエーションが多く、さまざまな印象のベゴニアがあり、魅力的な植物のひとつです。

球根性以外は管理も簡単で、初心者にも育てやすく、長く花や葉を楽しめますよ。

この記事を参考に、あなたにぴったり好みのベゴニアを育ててみませんか。

  

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