ダリアの魅力と育て方　初心者向け球根や種の植え方

ダリアの育て方を教えてください

ダリアは美しい花姿と多彩な品種で庭や花壇を彩る人気のある花の一つです。

この記事では、ダリアの魅力、育て方や植え方、お手入れのポイントも紹介します。

開花期が長く、庭や花壇で美しい花を楽しんだり、花を摘んで切り花として楽しむこともできますよ。

球根からでも種からでも、比較的育てやすい植物なので、ガーデニングの初心者にもおすすめできます。

魅力がいっぱいのダリアの栽培をはじめましょう！

ダリアの魅力

ダリアは花の女王様とも言われ、その多彩な花色や咲き方から庭や花壇を華やかに彩ります。

ダリアの魅力を３つ挙げます。

✔　種類がとても多い　→　花壇から切り花まで、華やかに楽しめる

✔　開花期が長い　→　初夏から晩秋まで花が咲く

✔　球根はもちろん種からも簡単に育てられる　→　種が球根になる成長に感動する

花の色、草丈、花形などの種類がとても多く、大輪種は豪華に咲き誇り、中輪種は切り花にも向いていて、かわいらしい小輪種など、多様な楽しみ方ができます。

また開花期がとても長く、次々と花が咲いて鮮やかです。

球根を植えて育てるのが一般的ですが、種まきからも育てられ、播種した年から開花し、花が終わる頃にはイモ状の球根になり、翌年以降はその球根で栽培できます。

また、球根から栽培したポット苗も売られていて、庭や花壇への地植えはもちろん、鉢植えもできます。

「ダリア」は、花の形、色、草丈の種類が多く、さまざまな楽しみ方ができます。色は鮮やかなものが多く、少数植えの鉢植えでも、たくさん植える花壇でもインパクトがあり、主役になります。

茎があまり強くないので、草丈のあるものや大輪種は支柱が必須です。

初心者さんには、まず草丈が低い20cmくらいの矮性(わいせい)種が倒れにくくおすすめです。

　種、球根　または　ポット苗

　鉢植えならば　鉢やプランター、土（花用や球根用に売られている用土が便利）

　その他は、手袋、移植ごて、じょうろなど

　◇４月頃から

　球根は寒い時期に植えることが多いですが、ダリアは日中の気温が20℃くらいに暖かくなってから植えてください。

　庭や花壇など「地植え」の場合は日当たりのよいところ、

　「鉢・プランター」も日当たりのよいところに置くと鮮やかな花が期待できます

土
- 鉢植えの場合、市販の花の培養土が便利
- 地植えの場合、掘って戻す土に緩効性肥料（マグアンプKなど）を少量混ぜる
球根
- 植える深さと間隔は上の表を参考にして、根がよく張るように大きめの穴を掘り、よく耕して植える
種まき
- プラグトレイか2号ポットにまく
- 種まき培土を入れ、2-3粒ずつまいて、薄く土をかける
- 発芽して葉が出たら、1本残して抜き、さらに大きくなったら、地植えか鉢に定植する

水やり
- 植え付け時にたっぷり水をやりましょう。それからは、乾いていたら水をあげてください
- 特に鉢植えは水切れのないようにしましょう
肥料
- きれいな花を咲かすためには、肥料を欠かさないようにしましょう
- 緩効性の固形肥料を2-3か月ごとに株元にすきこんだり、水やりの時に薄めの液体肥料を与えると効果的です
支柱
- 草丈の低い矮性(わいせい)種以外は支柱が必要です
- 早めに支柱を立てて誘引してください
花がら
- 花がらはその都度摘み取ってください
切り戻し
- 真夏の高温時は株が弱るので、花はあきらめて下から3節くらい残して切断します
- 切り戻しをすると秋にはまた新しい芽が出て花が咲きます