残った切り株や木の根っこに困っています。
どうしたらよいでしょう?
不要な庭木を伐採してスッキリしたはずが、残った切り株につまづいたり、芽が出たり、蜂やシロアリが住処にしたり。
処分したい…と悩んでいる人は多いと思います。
自分で解決するには、①薬剤で枯らす ②掘って抜き取る ③廃棄する ④整地する の手順で作業します。
ただし、時間と体力と根気が必要です。短期間で安全に行うなら専門業者に依頼するのが確実です。
ここでは、切り株の処分方法を紹介します。
切り株の処分処理とは
切り株の除去(=切り株をなくす)は、根まですべてを抜き取らなければなりません。
切り株は根が生きており、根元から芽を出し、数年で伐採前の大きさに再生することもあります
切り株から芽がたくさん出て困っている方も多いのではないでしょうか。
出てくる芽を切り続けても、切り株が枯れたり、自然になくなることはありません。
根ごと残っているすべてを掘り出し、そこを更地にしましょう。
切り株を自分で撤去する手順
木が大きい場合はまず切り株を除草剤で枯らしてから撤去を行います。
自分で作業するには、時間と体力と根気が必要です。自信のない方は避けてください。
木を枯らす
ラウンドアップなどの除草剤を切り株に注入し、枯れるのを待ちましょう。
- 注入のための穴を開ける
- 電動ドリルなどで除草剤を注入するための穴を開けてください。
- 根まで枯らすには、穴は樹皮に近いところが効果的です(下記の✔ポイント参照)。切り株の断面なら周の外側のほう、または切り株の側面から開けましょう。
- 穴はできるだけ深くたくさん開いているほうが除草剤を多く注入できます。
- 除草剤を注入する スポイトなどを使って入れましょう。
- 穴を塞ぐ 粘土、木片、ガムテープなどで注入した穴を塞いでください。
- 光を遮断する 根元まで黒いビニールをかけたり、バケツや缶をかぶせて光を遮断しましょう(省略可)
除草剤の選び方
除草剤には、2つのタイプがあります。
- 非選択的除草剤:薬剤が接触した植物をすべて枯らす
- 選択的除草剤:効果がある植物の種類が決まっている
切り株を枯らす場合は、1.非選択的除草剤を使います。1980年代に登場したグリホサート系の除草剤(商品名:ラウンドアップ)で、植物の種類に関係なく茎や葉にかければも根まで枯らすことができ、一番よく使われる除草剤です。使用する場合は、除去したい切り株だけに注入し、周囲にかからないように注意しましょう。
グリホサート系の除草剤は、ジェネリック(後発品)もあります。
掘り出す
切り株が枯れたら、掘り出しましょう。株が小さければ除草剤は使わず、掘り出すところからでも可能です。
- 株の周りをシャベルやスコップなどで掘る。
- 根があれば掘りながら切り離す。太い根はのこぎりを使う。
- 株を掘り出す。
- 周りを掘り進め、できるだけ根を掘り出す。
枯れていれば、シャベルで破壊しながら掘り出せますが、根は広く伸びていて、体力と根気のいる作業になります。
枯れたら放置せず掘り出しましょう。枯れたり腐った切り株はシロアリが好みます。
廃棄する
掘り出した切り株、根などは、お住まいの自治体で決められた方法で廃棄してください。
大きい株など大量の廃棄になると、自治体では扱わず、処分業者への依頼が必要になることがあります。
整地する
掘り出したところをきれいに整地しましょう。
大きな穴を放置すると水たまりになり、またその穴でケガをするかもしれません。
跡地に植物を植えるなら培養土を、栽培の予定がなければ真砂土、川砂、砂利でもよいので、不足分を足して整えましょう。
切り株の処分はプロに相談する
切り株の処分を自分でするには、時間と体力と根気が必要です。
撤去後の廃棄も、その量により、また、自治体によっては簡単ではありません。
切り株を撤去したいけど、自分では大変ですね…
だからこそ、プロに相談してください。撤去から廃棄、整地まで、問題なく解決してくれます。
まず一つ相談してみてもよし、いくつか見積もりをして、作業内容、対応、金額、日程などから、納得できるプロを選んで、作業してもらいましょう。
相談、見積もりはどの業者も無料です。
切り株処分のまとめ
この記事では、切り株の処分方法をご紹介しました。
時間と体力と根気があれば自分でも撤去は可能ですが、草花と違い、樹木の根は深く広範囲に広がっていて、作業は大変です。がんばりましょう。
早期に確実に解決するなら、プロにお願いすることをお勧めします。
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