ガウラの育て方、増やし方、楽しみ方を教えてください
ここでは、ガーデニング初心者さん向けに「ガウラ」の育て方、増やし方、楽しみ方など、ガウラの魅力を紹介します。
紹介する簡単な少しの手入れで、春から秋まで長く花を楽しみましょう。
ガウラ
ガウラは、長いおしべを持つ花形が蝶のように見えることから「白蝶草(ハクチョウソウ)」という別名があり、風で花が踊る姿は本当に蝶が舞っているように見えます。
またピンクの花は「山桃草(ヤマモモソウ)」とも呼ばれます。
一輪の花は短命ですが次々に咲くので、春から秋まで長く開花し、暑さ、寒さに強い宿根草なので、毎年楽しむことができます。
草丈は150cmくらいの大きいものが多いのですが、低めの矮性品種もあり、また、途中で切り戻しをすることで低めに仕立てることもできます。
庭や花壇に群生させたり背景にしたり、大きめの鉢に寄せ植えをしたり、楽しみ方もいろいろあります。
基本データ
名称 | ガウラ |
栽培難易度(5段階) | ★☆☆☆☆ |
植える時期 | 4ー6月頃 |
開花時期 | 5-11月頃 |
草丈 | 100-150cmくらい |
花の色 | 白,ピンクなど |
特徴 | 開花期が長い 暑さ、寒さに強い 宿根草 |
種やポット苗から育てますが、植えられる時期が長く、その間に育った枝を切って土に植える「挿し木」で簡単に増やすことができます。
挿し木のやり方を以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
✔ おすすめのガウラはこちらです。背丈の低い矮性種もあります。
植え方
準備するもの
種 または ポット苗
鉢植えならば 鉢やプランター、土(花用に売られている用土が便利)
その他は、手袋、移植ごて、じょうろなど
いつ植える?
◇4-6月頃
春から初夏にかけての長い期間に植えることができます。
どこに植える?
庭や花壇、鉢やプランターともに、半日陰でも大丈夫ですが、日当たりのよいところに置くと、たくさんの花が期待できます。
植えかたは?
こぼれ種でも発芽するくらい強いので、細かいことは気にしなくても大丈夫です。
◇種
- 庭、花壇、鉢、プランターに直まきするのがが簡単です。
- 軽く耕したところに種をまき、薄く2㎜程度の土をかぶせ、水をかけます。
◇ポット苗
- 地植え、鉢植えともに、植える場所を軽く耕し、植えましょう。
- 大きく成長するので、株間は20-30cmほど取り、余裕を持って植えてください。
◇挿し木
- 成長した枝の2芽ほどを切り、土に差し、乾燥しないように水をやると、簡単に増やすことができます。
手入れ
- 種まき後に発芽するまでは、乾かないように水ををあげてください。
- 成長したら、水は地植えの場合は雨まかせで大丈夫です。鉢植えは乾いたらあげましょう。
- 苗を植えた場合や2年目以降は4月から5月中旬ごろに摘心すると、背丈が抑えられ、たくさんの花が咲きます。
- 開花期に花付きが悪くなったり、株に元気がない時は、半分くらいの高さで切り、切り戻しをしましょう。その下から芽が伸びて、再び花が咲きます。
花が終わったら
- 種をとることができます。花が終わってからそのまま放置し、十分乾燥したら種を取り、小袋等に入れて保管してください。
- 開花期が終わり、地上部が枯れてきたら、枯れたところを切り取りましょう。土中で根は生きています。春になったら芽がを出ます。
気をつけること
- 摘心と切り戻しをすれば、花を長く楽しめます。
- 地植えの場合は、水の心配はほとんど要りません。
- 病害虫ははほとんどありません。
まとめ
手入れがほとんど要らない花です。
摘心と切り戻しをすれば、春から秋まで長く花が咲き、挿し木で増やすのも簡単です。
蝶が舞うように咲くガウラ。
庭先や花壇でまた広い庭でもぜひ楽しんでください。
✔ ここで紹介したガウラのおすすめはこちらです
以下の記事もぜひ参考にしてください。