カーネーションギフトのおすすめや育て方を教えてください
母の日といえば、赤いカーネーションが定番ですね。
カーネーションは、母の日に毎年プレゼントしても選ぶのに困ることがないほど、花の色、大きさ、花びらの形などの種類がとても豊富です。
切り花のブーケも素敵ですが、鉢植えは管理すれば長く楽しむことができ、挿し木で増やせます。
ここでは、ギフトとしておすすめの鉢植えのカーネーションの人気の5種と育て方を紹介します。
単色、混合色、花の大きさなどで表情が変わりいろいろ楽しめます。ぜひお気に入りを見つけてください。
カーネーション
基本データ
名称 | カーネーション |
栽培難易度(5段階) | ★★★☆☆ |
植える時期 | 3ー5月頃、 9ー10月頃 |
開花時期 | 4ー6月頃が主、 四季咲き種は9ー11月頃も咲く |
草丈 | 10-30cmくらい |
花の色 | 白,ピンク,赤,黄,紫,オレンジ,青など |
特徴 | 暑さ、寒さに強い 過湿を嫌う 宿根草 |
母の日の起源
1900年代初頭にアメリカ合衆国ウェストバージニア州で、ある女性がお母さんが亡くなった5月12日にお母さんが好きだった白いカーネーションを配ったのが始まりとされています。
その後、同州で5月第2日曜日を母の日に制定し、アメリカ全土にそして世界中にひろがったようです。
白いカーネーションを贈る時はご注意を!
母の日の起源となる出来事から、白いカーネーションは故人に贈る花という意味が知られており、健在の方へ贈る時は注意が必要です。
人気のカーネーション5選
人気のさくらもなか、いちごホイップ、バンビーノ、フロランタン、そして定番の赤を紹介します。
大きさは、5号鉢(直径15cm)くらいがおすすめです。
単色、混合色、花の大きさなどで、これきれい!かわいい! のお気に入りを見つけてください。
1.ピンクのグラデーションが人気です 【さくらもなか】
2.中心は赤く、白い縁取りの2色咲き 【いちごホイップ】
3.バニラの香りと淡い色の濃淡が咲くごとに変化します 【バンビーノ】
4.元気印のオレンジの花 【フロランタン】
5.定番の赤
カーネーションの育て方 栽培のコツと多い失敗
栽培のコツは以下の7点です。ここを押さえて、来年もきれいに咲かせましょう。
- 鉢がおすすめ 以下のような場所が適しているので、移動できる鉢植えがおすすめです。
- 暑さと寒さには比較的強いが、真冬の強風は避ける
- 日当たりを好む
- 多湿を嫌うので長雨の時は軒下へ
- 風通しのよいところ
- 水やりは乾燥気味にする ただし、鉢の場合は水枯れに注意し、与える時はたっぷりと。
- 水は根元に 水は上からかけず、根元にかけましょう。葉や花や蕾に水が掛かると腐りの原因になります。
- 花がらはこまめに摘み取る 枯れた花は、早めに摘み取りましょう。花の下の葉の上で切ります。
- 花が終わったら切り戻す 花が全体的に咲き終わったら、茎を半分以下くらいの草丈まで切り戻しましょう。新しい芽が出て成長します。
- 真夏・真冬以外は肥料を与える 肥料が大好きです。置き肥なら、その肥料の用法通りの量を与え、月1回の頻度で取り替えます。液肥なら、週1回程度与えます。
- 挿し木で更新する 数年経過して株が古くなると、花が少なくなり、形も乱れるため、挿し木で更新するのがおすすめです。適期は花が終わった6月頃です。
以下の記事で挿し木のやり方を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
カーネーションギフトの楽しみ方
鉢植えのカーネーションをプレゼントでもらった! という場合は、花を楽しんでから、次の花のために栽培を始めましょう。
- ラッピング 花全体がラッピングされていたら、包装を花の部分は下げたり、折ったり、外したりして、花や葉が空気に触れるようにしましょう。
- 置き場所 花を楽しむ間は室内でも大丈夫です。日当たりがよく、空気の流れるところがおすすめです。
- 水やり カラカラにならない程度に根元に与えます。常に湿った状態は避けましょう。
- その後 屋外で栽培しましょう。詳しくは上述の カーネーションの育て方 を参考にしてください。
まとめ
誰もが知っているくらいポピュラーな花のカーネーションは、母の日のプレゼントの定番です。
花の種類はとても多くありますが、ここでは人気の5種を紹介しました。
鉢植えなら長く楽しめるのでおすすめです。
贈る人も、贈られる人も、この機会にぜひカーネーションの栽培をはじめてみませんか。
カーネーションは挿し木で増やせます。挿し木のやり方は以下の記事で紹介しています。
カーネーションの種まきについて以下の記事で紹介しています。
以下の記事もぜひ参考にしてください。