植物の温度管理におすすめの温度計はありますか?
観葉植物や寒さに弱い植物を置いている場所の温度って、昼間の気温はだいたい予想がつきますが、問題は夜間や明け方の気温ですよね。
〔 昼間は暖かい窓辺も夜間や明け方はかなり冷え込むことがあるので注意しましょう 〕
ってよく冬の栽培の注意事項で言われます。
どれくらい下がるんだろう?って気になりますよね。
そんなときは、最低最高温度計をおすすめします。
文字通り、最低気温と最高気温がわかるんです。
電池が必要なものと、不要なものもあって、最低/最高気温を把握するのにとても便利です。
では、そんな便利な温度計を紹介します。
植物の温度管理
植物の栽培には、その植物の栽培適温があります。
温暖な気候を好むもの、冷涼を好むもの、原産地によっても適温はさまざまです。
特に冬場は、耐寒性のない植物は室内やビニールハウスに置きますが、昼間は日射やエアコンでそれなりに暖かくても、日没やエアコンをオフにすると、一気に気温は下がります。
特に窓辺やビニールハウスは要注意で、想像以上に気温が下がります。
- 最低5℃必要、とか、10℃必要とか、保たれていますか?
- 寒波が来てすごく冷え込んだ朝に、植物の元気がなくなっていませんか?
まず、今植物を置いているところの温度の把握をしましょう。
最低/最高気温がわかれば、具体的に置き場所を変えたり、防寒したり、植物の環境を整えることができます。
おすすめの最低最高温度計
最低最高温度計は、最低/最高気温を測定できます。
温度計をリセットするまでの最低気温と最高気温がわかるので、毎朝リセットすれば1日単位の最低と最高がわかります。1週間リセットしなければ、1週間の最低と最高がわかります。
今、植物を置いている場所の最低/最高気温を把握するのにおすすめです。
シンワ測定 アナログ温度計 D-11
最低最高温度計のスタンダードです。(筆者も愛用しています)
アナログ温度計なので電池は不要で、現在温度、最低温度、最高温度を読み取れます。真ん中にあるリセットボタンを押すと、温度はリセットされます。
●本体サイズ 220×65×23mm
シンワ測定 アナログ温度計 D-9 丸型
直径約10cmの丸型のアナログ温度計です。現在温度、最低温度、最高温度を読み取れます。丸型の真ん中がリセットボタンで、そこを押すと温度はリセットされます。電池は不要です。
●本体サイズ φ106×43mm
シンワ測定 デジタル温度計 D-10
現在温度が見やすく液晶にデジタル表示されます。現在気温と最低/最高気温が液晶の温度バーにくっきりと表示されるので、読み取りやすくなっています。
単4電池1本が必要ですが、簡易防水で屋外のビニールハウスなどで少々ぬれても大丈夫です。
リセットボタンを押すと、温度がリセットされます。
●本体サイズ 217×64×19mm
シンワ測定 デジタル温度計 SmartC
現在気温と最低/最高気温が、見やすい液晶に切り替え表示できるデジタル温度計です。
コード長3mの防水仕様の外部センサーがついていて、屋外で使用するのにも便利です。
単4電池1本が必要です。
●本体サイズ 103×102×18mm
まとめ
ここでは、最低最高温度計を紹介しました。
機器の名前通り、最低/最高気温が計測できるので、現在気温や最高気温はもちろん、特に気になる冬場の夜間や明け方の冷え込み具合がよくわかります。
日の当たる窓辺に置いている植物の元気がないなあ、という時、もしかしたら昼間は暖かくても、日没後やエアコンがオフのときは、想像以上に気温が下がっていて、植物は寒いのかもしれません。
逆に昼間は日射で暑すぎるかもしれません。
温度計で計測すると、その置き場所の温度環境がよくわかります。
年中計測する必要は感じませんが、季節の変わり目や初めて育てる植物など、置いておくだけで簡単に計測できるので、気になる時にその場所の温度を計測するのをおすすめします。
この記事で紹介した最低最高温度計です。
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